杜の都建設協同組合は、土木・建築・舗装などの公共・民間工事を行う仙台市および黒川郡の建設業者で構成する事業協同組合です。
建設業界においては昨今、公共事業の減少など受注環境の変化、担い手の減少や高齢化等の課題が顕著となっております。

一方、先の東日本大震災においては、仙台市発注の「がれき処理・道路啓開」の業務を、仙台建設業協会他２団体が実施しましたが、契約・精算を仙台建設業協会会員５０数社が個別に行ったため煩雑を極め、業務の効率化が課題となりました。
そのような背景の中、災害時の対応や平常時の公共施設の点検・診断・維持管理・長寿命化対策等において、それぞれの会社の特性を生かした共同事業を行うことにより「地域における安全安心・維持管理のパートナー」として包括的発注の受け皿となるべく、仙台建設業協会会員（組合設立当時７６社）の６５社が、政令指定都市では初の「建設業協同組合」として当組合を２０１７年５月に設立いたしました。
私たちの生活を支える道路・公園・下水道などの公共施設は急速に整備が進み、今や建設から維持管理の時代に入りつつあります。
適切で効率的な公共施設の維持管理のため、官公庁が民間へ複数年にわたる業務発注を行うことが今後増えると想定され、当組合がその受け皿となりたいと考えております。
これまで当組合では、広瀬川の管理業務や仙台市若林区管内の下水道管路施設管理業務等に携わってまいりましたが、２０２２年度に特定建設業許可及び官公需適格組合証明を取得し、さらなる体制の強化に努め、社会的ニーズにお応えしてまいります。
公共事業のほか、私有道路の改良や敷地内の舗装等、民間工事についてもお気軽にご相談下さい。